ナイロンの使用感。
この日も暑く、午前中だけの釣行にする。
午前中だけでもパラソルは必須。9時頃には、ジリジリと焼き付けてくる。
釣り場は、ナイロンでどの位飛ぶか、ある程度知りたかったので離岸堤前。
googlemapで測定すると、なんと、現在、約117mしかない。
以前は、三保離岸堤の距離 で、130m程あった。
大分、狭くなった。数値にして13mも短くなった。
以前、かなりの追い風の時に、離岸堤の左横を狙ったら超えたように見えたから、
昔の距離を覚えてたので、あれ~?130mって、こんなもんかな~?と、思ってた。
都合良くとらえて、なんだ、飛ぶようになったんじゃないの~。と、ニンマリしてた。
ガッカリ。。。そんな簡単に飛ばせないよな~。。。
28年やってて分かってるはずなのに。。。
で、ナイロンの使用感。
投げた感じが決定的に違うのは、
PEは糸が伸びない。ナイロンは糸が伸びる。今更だが、強く感じた。
これは、投げるわずかな時間でもすごく感じる。
この伸びについて、投てきにかなり影響があると思う。
伸びて遅れるから、曲がるまでのタイムラグが発生する。
その分、曲げないとならない時間が長くなる。
そうすると、放出ポイントが遅れ、ライナーだったり、パーマに繋がる。
場所に制約がある場合は、尚更、投げ辛い。
ナイロンが良いか、PEが良いか、どうなんだろう。
長所短所で表を作ってみた。
ナイロン | PE | |
価格 | 安い | 高い |
耐久性 | ある | ない |
投げ易さ | 投げ易い | 投げ辛い |
強度 | 弱い | 強い |
摩擦強度 | 強い | 弱い |
浮力 | 比重:1.14 沈む | 比重:0.97 浮く |
結果、
ナイロンは安く永く使える。PEは高く寿命が短い。
PEは、浜や堤防のような場所では良いが、磯場ではきつい。
PEは、投げる感覚は良いが、パーマが分かり辛い。
ナイロンは、投げる感覚は悪いが、パーマが分かり易い。
PEは、号数で見ると強い為、細く出来る。よって、飛ばし易い。
PEは、仕掛けが流れてる最中、竿に微振動が伝わってくる。その為、おもしろい。
PEは、浮いてる為、回収が軽く、ラインメンディングがやり易い。
こんなところかな。
何より、投げる感覚が、こんなにも違いがあるとは思わなかった。
今までの使用で一番良かったのは、FireLine XDS。でも、製造してない。
PEは、今は、3号、4号共に、200m巻のあるパワープロが良いかな。
ガイドを擦る音が気になるけど。
ナイロンは、東レ 銀鱗ハイポジションフロート5号が使い易い。
これ、6号まであれば良いのに。
スーパーストロングって謳ってるだけあって、強さもある。
色も視認性が良い失透ピンク。
こんな感じかな。