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説明(工具)
左から
・バリ取りバーミニ
・カッターナイフ
・先丸ペンチ
・ペンチ
・ノギス
・矢崎化工㈱サンアロー接着液
・錘用鋳造用るつぼ
・電動ドリル 木工用ドリル刃
写真以外
・金工旋盤(木工旋盤でも可)
・錘用鋳型、耐熱シリコン
・卓上カセットコンロ
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説明-材料
左から
・矢崎イレクター
- J‐50B X 2個
- J-49B X 1個
・ABSパイプ黒
・鑑賞魚用チューブ継手
・内臓フロート用シモリ玉6号
・ステンレス硬線φ1.6mm*20cm
写真以外
・錘用鉛 適量
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#1
ABSパイプを50mmにカットします。
例として、50mmにしていますが、
50mmが丁度良い容量だと思います。
このABSパイプは
外径約34mm、内径約31mmです。
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#2
下カゴ部分を作ります。
旋盤でJ-50の先端を17.3mmカットします。
これで外周線から残20.2mmになります。
この場合、最小で錘6号になります。
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#3
次に中繰りします。
カットした端面から平行に
内径15mmに切削します。
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#4
突っ切りし、掴み直して、
上側の内径を中繰りします。
深さ3mm、内径31mmに削ります。
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#5
下カゴ部分の中蓋用の中繰りが出来ました。
中蓋を31mmで作る為、少々小さく作ります。
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#6
上カゴを作ります。
J‐50の外側の線(肩の部分)から5mm残し、
胴部分をカットします。
5mm部分は外径31.5mmまで削り、
中繰りをし、全体を1.5mm厚にします。
先端に2.2mmの貫通孔も開けておきます。
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#7
上カゴ用先端部分が出来ました。
ABSパイプとの合せが段差部分です。
中繰りもしてあります。
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#8
中蓋の製作です。
J-49を使います。
まず、外側を31mmに削り、
上端面を1.5mm厚に削ります。
中心に4.5mmの孔も開けます。
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#9
中蓋の出来上がりです。
外側を31mm、厚さ1.5mmに仕上げました。
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#10
全体の削りが終わり、組立てです。
上カゴを組み立てます。
ABSパイプと上カゴ用に削ったJ‐50を接着し、
適宜、削孔します
削孔例は図面に記載してあります。
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#11
下カゴの組立てです。
振れ止めの為、鑑賞魚用チューブ継手を
半分カットし、圧入します。
その後、組立し接着します
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#12
下カゴ組立て完了。
中心の振れ止めを入れないと、
回収時に上下が離れ、負荷が掛ります。
画像では上面に孔が開いてませんが、
適宜開けてください。
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#13
カゴ組立て完了。
錘以外で、23.7gになりました。
他に、下錘とクッション材が入ります。
合せて1g程度です。
下カゴ内に錘は入れません。
ABS樹脂は比重1.05g/cm3と
海水(約1.024)より重い為です。
下錘が、
6号 だと +22.5g = 47.0g
8号 だと、 +30.0g = 54.5g
10号 だと、 +37.5g = 62.0g
に、なります。
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#14
下錘鋳造用の耐熱シリコン型枠です。
J‐50を3個並べて型取ったものです。
これは、6号の重さに作ってあります。
容積計算は図面を参照してください。
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#15
6号の重さに出来上がった下錘です。
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#16
少々重くなりましたが、出来ました。
47.7gに仕上がりました。
クッション材はキャップカゴと同じ物です。
程々、耐久性があります。
発光玉ソフト6号を半分にしたものです。
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#17
完成です。
精度良く出来上がりました。
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ここに掲載した内容によって、何がありましても責任は負えません。 |