ウキ制作 ハードタイプ

製作工程

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#1

工具説明

左から
・エポキシ接着剤(5分硬化型)
・カッターナイフ(Lサイズ)
・パン切りナイフ(刃がギザギザのもの)
・両刃ヤスリ(目立用)
・NTドレッサー
・オルファ クラフトノコ

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#2

材料説明

上から
・発泡うき素材φ40(スチロール)
・パイプφ4mm(内径φ2mm)
・カーボンソリッド棒1.8mm

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#3

素材のカット

発泡素材を100mmにカットします。
出来上がりの径はφ35mmになります。
φ40mmを使う理由は、
心穴が真心ではないからです。
カットにはノコが楽です。

号数換算は、(直径) ※削る形にもよります。

長さ100mmの場合
30mm : 8~10号
35mm : 10~12号

長さ125mmの場合
30mm : 10~12号
35mm : 12~14号

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#4

パイプのカット

長さは120mmです。

パイプの表面を荒らしておきます。
接着剤の乗りを良くする為です。

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#5

発泡素材とパイプの接着

発泡素材とパイプを接着します。
エポキシ接着剤を万遍無く塗布し接着します。

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#6

パイプの詳細

発泡素材からパイプの出の長さは、
両端ともに10mmです。
後々、この長さが必要になります。

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#7

荒削り 手削り

カッターナイフである程度削っておきます。
出来るだけ削っておいた方がいいです。

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#8

旋盤での荒切削

チャックでパイプ部分を掴みます。
(残しておいた10mmの余分)
反対側はパイプを回転センターで押します。
ボディーを真円になるように外側を削ります。

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#9

荒切削完了

胴が真円になりました。
かなり振れているモノがあるので、
削り過ぎに注意しないと、
計画の錘負荷にならなくなります。

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#10

仕上げ削り

NTドレッサーや紙やすりなどで仕上げます。
紙やすりの番手は#400です。

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#11

削り 仕上がり

あまりツルツルにしてしまうと、
塗料の乗りが悪くなるので、程々にします。

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#12

コーティング

画像のような台があると便利です。
台上の楊枝2本はパイプ両端に差込みます。

1本は掴む為に切らずに使います。
もう1本は差し込んで20mm位でカットします。
(パイプの中に塗料が入らない様にする為です。)

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#13

コーティング剤の選定

コーティング剤です。
関西ペイントの「水性ウレタンニス 透明」を
使用します。
これを広口瓶に移し、ドブ漬けで使います。
広口瓶はDIYショップなどで売ってます。
深さが150mm、径が80mm位の
大きさがあった方が良いです。

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#14

コーティング

ドブ漬けをします。
この塗料はサラッとしているので、
重ね塗り回数を8~12回程繰返します。

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#15

重ね塗りと乾燥

上下を交互にし、塗り重ねます。
速乾性なので、季節にもよりますが、
30分~1時間位の間隔。

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#16

コーティング乾燥後の処理

ウキの上になる部分のパイプをカットします。
羽根をボディーに密着させない場合は、
カットは必要ありません。

※羽根が密着した方が飛行姿勢が安定します。

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#17

カーボンソリッドのカット

カットに使う道具は両刃やすりです。
カーボン繊維がバラけずに切れます。
長さは250mmです。
(1本が500mmの場合は半分です。)

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#18

抜け防止処理

カーボンソリッドの先端部に溝を入れます。
ウキ環のすっぽ抜けの予防です。
入れ過ぎると折れるので注意。

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#19

組立と接着

ボディーとソリッド、ウキ環を接着します。
エポキシ接着剤を使います。

接着の位置決めは、
まず、羽根の長さを上端部より差し引いて、
ボディーの位置を決めます。
脚の部分が90~100mm位になります。
この位の足の長さがないと、
実釣時、うねりの上下で寝てしまいます。

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#20

羽根の接着

接着剤の硬化後、羽根を付けます。
(羽根は 羽根の製作 参照)
取付けは、瞬間接着剤を使います。

エポキシ接着剤で付けない理由は
・重量が1~2g程度、軽くなります。
・羽根が壊れた際に交換が容易。

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#21

ウキ環の装飾

最後にウキ環の装飾です。
熱収縮パイプのφ3mmを30mm使います。
ウキ環の外側にゼリー状瞬間接着剤を塗り、
被せて、収縮させ、すぐに冷水に漬けます。
速い作業が必要です。
接着力が落ち、すっぽ抜けてしまいます

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#22

出来上がり重量の測定

全重量12.4gに出来ました。
錘負荷は12号有ります。

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#22

完成 全景

ここに掲載した内容によって、何がありましても責任は負えません。