竿を新調した。
普通にBタイプを買えば良いんだろうが、この機種のBタイプは硬いので、フカセ用を改造した。
モノは「オレガ 剛徹 MH53-V」。
改造箇所は、リールシートを下げて、
シート自体とシートが元あった所をウレタン塗装し、ガイドを交換した。
下げる方法は割って下げるやり方。
↑リールシート背面
スクリューのレール溝に割った跡が残ってる。
まあ、自分で使う物だから、そこら辺はご愛敬。
ここはリールシートの上部だが、こだわってリングを旋削してこしらえた。
素材は、C4641(ネーバル黄銅)を使った。
A5056などにアルマイト処理をしたいところだが、この位のサイズでも1個4,000円掛かる。
上下2個で8,000円。送料込めれば1万円超。
それは高いので、ゴールドの素材でヨットなどで使われているネーバル黄銅を使った。
このC4641は耐海水腐食性に優れている素材らしい。
シートに元々使われているリング(写真では右の細い物)と色味が変わらないのは良かった。
この竿の純正ガイドは、#1、#2には「IMガイド」が付いている。
それでも良いのかもしれないが、やはり今まで使われてきた磯ガイドに交換した。
#4の移動ガイド1個を追加して、#5の口ガイドは無くリングだった為、そこに追加した。
今回作った仕様は、パーミング位置から竿尻までは36cm。
これは長さが5.3mなので、持ち重りが少なかったから短くした。
実際使ってみた感じでは、これにリールが付くので全く持ち重りは感じなかった。
投げた感じは、フカセ用でも、やはり剛徹、硬い。
私は4号竿には6.3mでも12号カゴが基本。
だが、この竿は12号では、投げて放物線の頂点の手前(上っていく途中)でパーマする。
なので、15号カゴがデフォルトな感じ。
おまけ。
↑この画像の様に、何故、竿が重くなるのに熱収縮チューブを巻くのか、、、
投擲時に、道糸がたわんで竿を叩き、爪が引っかかる程の傷が無数に出来るから。
「なんで?」と釣り仲間に聞かれたので。