作った純正改造ウォームシャフトがそんなに効果がなかったから、
BBクロスバーならどうなのかと思って購入して2度使用してみた。
1度目の使用後、いつも通りにメンテナンス。
いつもは、塩まみれでない限り、ブレーキクリーナーで済ます。
レベルワインドガード(外側のパイプ)内も、砂利や油を取る意味もあって吹く。
その後は、各所、注油する。
だが、2度目の使用後、開けてみてビックリ。写真の様な状態だった。
両側のベアリング共に錆々。
片方は取り換えが利くが、もう片方はギヤがカシメてある為に無理。
でも、いつもどおり無理矢理バラした。
ギヤを取ってみて、またビックリ。
穴が、あからさまにズレてる。
だから、投げた時にやたらに音がしてたんだ。と、納得した。
投げる際、なんだかレベルワインドから音がするな~と、釣友と話してた。
ギヤの噛み合わせで鳴ることもあるから、何かな?と思ってたが。
投げてて、レベルワインドが動かず片巻き状態になった。
どうしてかと色々見てると、シャフトの溝幅が違う。
BBクロスバーは広いせいで、パイロットガイド(爪)が端で外れて、
ラインキャリッジ(糸通し)が動かず、片巻き状態になるようだ。
投げた時、始めはパイロットガイドが摩耗したのかと思って、
新品を入れて投げたが、やはり外れて片巻き状態になった。
パイロットガイドは新旧で少し変わった。
抜く時の引っ掛ける溝が無くなった。かなり、メンテし辛い。
こう見ると、使った方の爪の長さはそんなに減ってない。
で、溝幅の違いを測ってみると。。。
純正品の溝幅は0.86mm。
BBクロスバーは1.05mm。
基本1mmほどの溝幅で差が0.2mmもある。
これでは、パイロットガイドが外れてしまうのも納得した。
結局、使えないので、純正品(#1134361)を購入。
元は#5205だけど、最近のモデル用のを装着した。
それと、このレベルワインドガードを付けて投げてみた。
このレベルワインドガードはファクトリーチューンの物より大分安い。
ウォームシャフトの違いなのか、動きが良くなって音も減った。
#1134361は、#5205よりもパイロットガイドがスムーズに動く。
あれこれ購入する羽目になったが、結局、BBクロスバーが原因だった。
社外品は、チューンパーツがほとんどで面白いが、
その出来如何で、逆にトラブルの原因にもなってしまう。