羽根の仮付け

ポリカーボネートで羽根を作り、心棒に付ける時、

一般的に端面を突き合せ接合で接着しているパターンが多い。

冶具などを作り、形を整え、接着には瞬間接着剤を用いて成形する。

自分の場合は、初めからラミネートフィルムで製作しているため、

付ける際の大変さなどが分らなかった。

夜用ウキを製作するのにLED収納部をパイプで作った際、

慣れるまで、面倒な作業なんだな~と思った。

そこで、

同じ素材同士を溶かして付けること(溶着)は出来ないかと考えた。

普段使ってる羽根のサイズを3.5mmほど横幅を延長して切って、

20Wくらいのはんだごてで溶接の様にやったが、

接合個所が薄くなりすぎたり、溶けてしまったりと、難しくて断念。

では、点付けで仮付けの様な使い方は出来ないかとやってみたら、

仮付けなら使えそうな強度を保っている。

で、出来た三角の穴に熱したエポキシ接着材を流し入れ、

1.8mmのソリッド棒を差し込み、接着。

外面の溶けて盛り上がった部分を削り取り、

外側の溶着部分にもエポキシ接着材で補強盛りして完成。

突き合せ接合よりも少し重くなるが、冶具を使う必要も無く、

出来上がりは、エポキシで外側を盛れば、穴も目立たなくなる。

こんな方法は手軽でどうだろうか。

本当は、超音波ホッチキスなどがあれば、普通に溶着出来そうだが。