竿の改造をしました。
以前に改造していたんですが、握り部分の収縮ゴムが切れた為、
直すついでに、板シート仕様だったものを、パイプシート仕様にしました。
ノーマルは下の画像。
紀州では、この状態でスピニングリールを付けて投げるようです。
この竿は、元々、磯ガイド仕様(TMSGタイプ)で、
遠投タイプにある様な遠投ガイド仕様(WMSG)ではないので、
ガイドの換装はありませんので良いです。
スピニング用で下向きに使う前提なため、両軸用には少しガイド数が足りず、
ブランクに糸が触ってしまいます。
なので、#1部分に1つ、#4部分に1つ、計2つ、ガイドの追加しました。
あと、この状態では両軸リールを付けるのには向かない。
竿尻がどうしても邪魔になってしまう。
というわけで、過去に板シートにて位置を下げました。
それが下の画像。
板シート自体も、ノーマルでは大きい為、変更してあります。
これで竿尻から40cm弱位です。
リールシートの下には収縮チューブを巻いてあります。
それで、止めてあるスレッドの下のゴム部分が切れてしまい、
サミング中にも指に引っ掛かって、動作にも支障があるため、
直しついでに交換する事にしました。
それで、新しくしたのが下の画像。
パイプシートは富士工業のDPS-SD22のブラック(マタギ製)と、
フードナットをDPS-LD22ASHのブラック(マタギ製)のロングフードタイプに。
あと、富士工業のメタルパーツを使ってあります。
リールシート、メタルパーツは内径が小さい為、旋盤にて治具を作り、径を拡大。
シート下の握り部分は、手のサイズに合わせて、樹脂丸棒から削りだし。
振り出し竿のパーツは、ほぼ市販されてません。
なので、D.I.Y.で作ります。
結構、きれいに出来上がりました。