オール削り出しのカゴ

ポリカーボネートの無垢材から削り出したカゴ。

透明な材料を色々試して、「まあ、ポリカが1番壊れないかな」と、こうなった。

試した材料は、透明塩ビ、アクリルと試作した。

やはり、ポリカが1番強い。

価格も1番高い。

ハリス通しの切り欠きは、上カゴに入れない。

硬度が高いほど割れ易い。

紫外線などの環境により、生(しょう)が無くなると、必ず切り欠きがクラック発生の引き金になる。

なので、下カゴを手間を掛けて切り欠きを入れてある。

3箇所を切り欠いてある。

なぜか、、、

餌詰めの工程として、コマセを詰めて付け餌を入れる。上カゴを閉める。

いちいち切り欠きを探さなくとも、意識しなくとも、ただ閉めただけでハリスが躱る(かわる)。

写真が上手く撮れてないが、隙間がある。

ここにハリスが出てくる。チモトにビーズを付ければ、餌落ちしない。

なんでこんな物を作ったかだが、別に黒いカゴでも良いかもしれないが、

昨今の魚影の薄さから、何かないかなと想いを巡らせて考えて製作した。

かなりの期間(5年位)、釣友に手伝ってもらってフィールドテストをして、こんな形になった。

やはり、今までのABS樹脂とは違い、比重もあるから、同じように作ると重くなる。

ちゃんと条件に合ったグレードの材料を使うと、高額になる。

安いのは劣化で割れてしまう。

まあ、良い物は高いってことだな。

SUS錘 IRカゴ

以前、釣り仲間の鉄工場の社長から頂いたSUS錘でカゴを作った。

やはり重さは、籠釣工房のIRカゴで以前のバージョンの8号程度になった。

以前のバージョンでは、8号は50gが基本。

カゴは基本的に、海上で何号のウキで浮くのかで重さを表示してある。

IRカゴのプラ部分はABS樹脂。

ABS樹脂の比重は1.05で海水の比重は1.023。差引き0.027。

プラ部分の陸上での重さは22g前後。海の中だとウキへの負荷が約0.5g程度の換算。

なので、負荷はほぼ無いと言っていいから、錘の重さのみの表記になってる。

左:鋳造品。右:SUS304。

重さを重くしようとすると、錘の棒の部分がかなり長くなる。

SUS錘のIRカゴを作ろうかと思っていたが、下カゴの設計をやり直さないと無理だ。

う~~~む、、、

竿のリペアとリメイク

釣り仲間の磯竿をリペアとリメイクしました。

竿は、ダイワ 剛弓 紀州遠投 3-63T。

この竿は元々、ユーザーが自由にシート位置を動かせるように板シートで作ってあります。

↑ここが元の位置で、竿尻方向へ下げた後は、サラサラな仕上がりのウレタン塗装をした。

リールシートはあるモノを使った。

ソリッドブラックのウレタン塗装で仕上げた。クリアーは3層。

上下の飾りリングはネーバル黄銅で作った。

紀州遠投は竿尻のこの部分がラバーグリップチューブを巻いてある。

竿掛けがピトンを使ってるから、この部分に穴が開いていた。それを補修。

破損した物は取り去って、新たにグリップを接着固定(純正がそうなっている)して、

そのチューブの上下を純正同様にエポキシ樹脂で固定した。

ほぼ純正と同じ仕上がりになった。

この部分がいちばん手間暇が掛かった。

エポキシ樹脂は実用強度まで24時間掛かる。それを3層コートしているので最低3日。

完全乾燥は1週間。

今回は、なかなか大変だった。

タックルオフというロッドメイキングサービスの店があるが、今回の作業で工賃が安いと思った。

毎日やってるから腕も良いし、利用すべき。時間がかかるけど、、、