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竿のリペアとリメイク

釣り仲間の磯竿をリペアとリメイクしました。

竿は、ダイワ 剛弓 紀州遠投 3-63T。

この竿は元々、ユーザーが自由にシート位置を動かせるように板シートで作ってあります。

↑ここが元の位置で、竿尻方向へ下げた後は、サラサラな仕上がりのウレタン塗装をした。

リールシートはあるモノを使った。

ソリッドブラックのウレタン塗装で仕上げた。クリアーは3層。

上下の飾りリングはネーバル黄銅で作った。

紀州遠投は竿尻のこの部分がラバーグリップチューブを巻いてある。

竿掛けがピトンを使ってるから、この部分に穴が開いていた。それを補修。

破損した物は取り去って、新たにグリップを接着固定(純正がそうなっている)して、

そのチューブの上下を純正同様にエポキシ樹脂で固定した。

ほぼ純正と同じ仕上がりになった。

この部分がいちばん手間暇が掛かった。

エポキシ樹脂は実用強度まで24時間掛かる。それを3層コートしているので最低3日。

完全乾燥は1週間。

今回は、なかなか大変だった。

タックルオフというロッドメイキングサービスの店があるが、今回の作業で工賃が安いと思った。

毎日やってるから腕も良いし、利用すべき。時間がかかるけど、、、

新竿

竿を新調した。

普通にBタイプを買えば良いんだろうが、この機種のBタイプは硬いので、フカセ用を改造した。

モノは「オレガ 剛徹 MH53-V」。

改造箇所は、リールシートを下げて、

シート自体とシートが元あった所をウレタン塗装し、ガイドを交換した。

下げる方法は割って下げるやり方。

↑リールシート背面

スクリューのレール溝に割った跡が残ってる。

まあ、自分で使う物だから、そこら辺はご愛敬。

ここはリールシートの上部だが、こだわってリングを旋削してこしらえた。

素材は、C4641(ネーバル黄銅)を使った。

A5056などにアルマイト処理をしたいところだが、この位のサイズでも1個4,000円掛かる。

上下2個で8,000円。送料込めれば1万円超。

それは高いので、ゴールドの素材でヨットなどで使われているネーバル黄銅を使った。

このC4641は耐海水腐食性に優れている素材らしい。

シートに元々使われているリング(写真では右の細い物)と色味が変わらないのは良かった。

この竿の純正ガイドは、#1、#2には「IMガイド」が付いている。

それでも良いのかもしれないが、やはり今まで使われてきた磯ガイドに交換した。

#4の移動ガイド1個を追加して、#5の口ガイドは無くリングだった為、そこに追加した。

今回作った仕様は、パーミング位置から竿尻までは36cm。

これは長さが5.3mなので、持ち重りが少なかったから短くした。

実際使ってみた感じでは、これにリールが付くので全く持ち重りは感じなかった。

投げた感じは、フカセ用でも、やはり剛徹、硬い。

私は4号竿には6.3mでも12号カゴが基本。

だが、この竿は12号では、投げて放物線の頂点の手前(上っていく途中)でパーマする。

なので、15号カゴがデフォルトな感じ。

おまけ。

↑この画像の様に、何故、竿が重くなるのに熱収縮チューブを巻くのか、、、

投擲時に、道糸がたわんで竿を叩き、爪が引っかかる程の傷が無数に出来るから。

「なんで?」と釣り仲間に聞かれたので。

良し悪し

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作った純正改造ウォームシャフトがそんなに効果がなかったから、

BBクロスバーならどうなのかと思って購入して2度使用してみた。

1度目の使用後、いつも通りにメンテナンス。

いつもは、塩まみれでない限り、ブレーキクリーナーで済ます。

レベルワインドガード(外側のパイプ)内も、砂利や油を取る意味もあって吹く。

その後は、各所、注油する。

だが、2度目の使用後、開けてみてビックリ。写真の様な状態だった。

両側のベアリング共に錆々。

片方は取り換えが利くが、もう片方はギヤがカシメてある為に無理。

でも、いつもどおり無理矢理バラした。

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ギヤを取ってみて、またビックリ。

穴が、あからさまにズレてる。

だから、投げた時にやたらに音がしてたんだ。と、納得した。

投げる際、なんだかレベルワインドから音がするな~と、釣友と話してた。

ギヤの噛み合わせで鳴ることもあるから、何かな?と思ってたが。

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投げてて、レベルワインドが動かず片巻き状態になった。

どうしてかと色々見てると、シャフトの溝幅が違う。

BBクロスバーは広いせいで、パイロットガイド(爪)が端で外れて、

ラインキャリッジ(糸通し)が動かず、片巻き状態になるようだ。

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投げた時、始めはパイロットガイドが摩耗したのかと思って、

新品を入れて投げたが、やはり外れて片巻き状態になった。

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パイロットガイドは新旧で少し変わった。

抜く時の引っ掛ける溝が無くなった。かなり、メンテし辛い。

こう見ると、使った方の爪の長さはそんなに減ってない。

で、溝幅の違いを測ってみると。。。

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純正品の溝幅は0.86mm。

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BBクロスバーは1.05mm。

基本1mmほどの溝幅で差が0.2mmもある。

これでは、パイロットガイドが外れてしまうのも納得した。

結局、使えないので、純正品(#1134361)を購入。

元は#5205だけど、最近のモデル用のを装着した。

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それと、このレベルワインドガードを付けて投げてみた。

このレベルワインドガードはファクトリーチューンの物より大分安い。

ウォームシャフトの違いなのか、動きが良くなって音も減った。

#1134361は、#5205よりもパイロットガイドがスムーズに動く。

あれこれ購入する羽目になったが、結局、BBクロスバーが原因だった。

社外品は、チューンパーツがほとんどで面白いが、

その出来如何で、逆にトラブルの原因にもなってしまう。

頂きもの

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以前、知り合いになった方に頂いたもの。

以前、紹介したかも。

ヤマシタの遠投シャトルS用の下カゴ部分。

MCを使って無垢材から切削してある。

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上側は平になっている。

ヤマシタの上カゴは中に心棒のブレ止めのパイプが入ってるので、

平でも回収時にちゃんと閉まって、抵抗にならない。

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最近は3号竿ばかり使ってるから、重くて使わなくなった。

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そして、このカゴの特徴が、ナツメ錘を使う点。

収まった時の水中でも、飛行中でも抵抗が少ないようだ。

また、ノーマルに比べて、沈下時の抵抗を多くとるために、

四方に抵抗用兼水抜き用の穴が開けてある。

MCで削ってあるから、寸分の狂いもなく、

沈下時に着底まで曲がって落ちていくこともない。

手作業で製作した物は職人でもない限り、寸法が違っている。

些細なことと思っても、水の抵抗の影響はかなりある。

他には、穴の端面が半球型になっているので安定した抵抗が掛かる。

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8号でこの重さになってしまう。3号竿では、とても危険な重さ。

この下カゴはかなり熟考したんではないかな~と思う。

如何に確実に着底させ、抵抗を排除し、抵抗を掛け、

トラブルが少なくなるように考えてある。

凄いです。

貴重なもの、ありがとうございました。

散在?

接着剤たちです。

釣具を製作するのには、結構、掛かりますね~。

エポキシなどには、軽く、数千円以上する物も多々あったりと。

GPクリヤーの缶入りは、最近作っているウキの貼り合わせに良い。

刷毛付きなので、スライスした物を中心の穴を利用して留めて、

サッと塗れて効率的。

大体が使い切る前に硬化して使用不可とか… 😥

剛徹改造

これまで、かなりの竿の改造をしてきました。

足もかなり動く様になってきましたので、

工房再開に伴い、体(足)の動きや感を取り戻す為と、

自分の剛徹を改造してなかったので、

それらを兼ねて、自分の竿をベースに作業をしてみました。

改造内容は、ノーマルリールシートを使って、位置を60mm下げ、

シートの向きを表側に向くように180度回転させた。

これは、6500CLをセットした感じです。

これは、いつものセットでブラックシープ300を付けたところ。

やはり、黒での統一は格好が良いですね。

この改造の作業は、エアブラシでの作業が主で、

その作業は座って出来る様にセッティングしてあるので、

足に負担が掛からずに無事に作業を終える事が出来ました。

もう少ししたら、旋盤も回してみるかな。。。

6500CLハンドル改造2

昨日の続き。改造工程をアップ。

改造の為のパーツ群。

裏面を面一にする。皿ネジを用いる為、皿状に削孔する。

軸が回らない様にする為、嫌気性接着剤で固定する。

軸のみ、組み立ての画。

ノブを付けて完成。

この改造は、軸やノブなどのパーツを揃えてしまえば、

加工は皿ネジの削孔のみなので、プレートを一から作るより簡単です。

6500CLハンドル改造

6500CLのハンドノブを改造しました。

ノーマルのハンドルはガタがあり、ベアリングも入っていないので、

ノブの部分を改造しました。

ノーマルのT字型ノブ。

おもむろに、鋸で刻んで。。。

ノブ粉々。 😀

シャフトもカシメタイプなので、要交換。

5mmの両めねじのSUSシャフトを使用。

ノブの形状はいつもの形。

2ベアリング仕様になりました。

コグホイール改造3

先日に続き、コグホイールの改造ネタ。

時折、拝見させて貰っている相互リンクの雷魚のHP、

FINAL DAMNATION さんの所で、

コグホイールネタで話されていたのを見て、真似てみました。

そちらでは、ギリギリまで穴を開けまくってましたが、

実践では強度が心配だったので、余裕を持っての改造。

ロータリーテーブルで、5mmのエンドミルで削孔します。

45度回転させて出来上がりは、画像の様。

車のステッカーチューンと同じで気休め程度?!

ABU純正でのE型リング #4490 ですが、

最近はJIS品のE-3型を使用しています。

若干、純正よりも厚みがありますが、問題無しです。

これも、1個¥20と安いです。

コグホイール改造2

先日の続き。

コグホイールの改造の製作状況。

画像の様に、まず、センターを出します。

こういう作業は、4つ爪チャックで行うのが普通ですが、

数をこなす訳ではないので、3つ爪チャックにシムで工夫します。

このコグホイールは0.2mmほどズレてましたので、

普通紙を2枚重ねで対応しました。(普通紙は厚さが約0.1mmです。

銅のシムシートを切るのももったいないので。。。

センターさえ出てしまえば、削孔はサクッと終わります。

DDL-740ZZ を入れて終わり。

¥280で済むのでかなりお得です。 😀